お伊勢さん参り!
勿論ツアーに混じっていくことが「ものぐさ人間」には一番です。
仕方なく 見たくもない(嘘ッツ 本当?)香嵐渓の紅葉を見ることからスタートして 4時過ぎに(外宮)に到着しました。
伊勢神宮は、太陽を神格化した天照坐皇大御神(天照大御神)を祀る内宮と、衣食住の守り神である豊受大御神を祀る(豊受大神宮)の外宮があります。
今までに何回か行ったことがありますがいつも 内宮(ないくう)のみの参拝でした。
今回は 外宮(げくう)を参拝後 一泊したのち 内宮を参拝する ゆっくり時間をかけてお参り出来るツアーでした。
五十鈴川に懸かる宇治橋から先は 総理大臣も 宮家の方々も 玉砂利を踏んで歩きます。
来年が (式年遷宮)にあたり 原則として20年ごとに、内外両宮の正殿を始めとする別宮以下の諸神社の正殿を造り替えして神座遷し、計65棟の殿舎を造営し、この宇治橋も早々と懸け替えたのです。
式年遷宮をする 一つには若い宮大工への技術の伝承も大きな意味付けがあるそうです。
また造営に使用される御用材はすべて”檜”で、木曾の山々の国有林から調達され、俗に《神宮林》と呼ばれ、檜が還宮の御用材として使用出来るまでに育つには、約200年の年月が必要とのことです。
この石段の上の鳥居から内側は撮影禁止です。二礼二拍手一礼にて ゆっくり時間をかけてお願いごとを致しました。
お賽銭箱の奥を見やると 正装した男性が神官に導かれて 恭しく拝礼しています。
なんでも 伊勢神宮のHPから 申し込むと 厳しく時間指定されますが、特別に拝礼が出来るそうですが 作法 着衣等も厳しく制限されるようです。
でも一回は正式参拝はしてみたい気持ちです。
参拝を終えました。 今月は「神無月」。。。。 出雲に神様が集結していますが この伊勢神宮だけは別格なのでしょうか?
このツアーの”売り”として 3種の海鮮品(伊勢エビ 鮑 松阪牛シャブシャブ)それに雲丹ご飯が楽しめる という触れ込みでしたが 申し訳なさそうな 鮑を始め パンフレットに謳った品々がすべて食卓にのり 別注した地酒の味わいと共に 長旅のバス旅の疲れもあり いつか夢心地の(お伊勢さん参りツアー)の夜でした。
それにしても今年は 伊勢神宮 出雲大社と両参りができた”よい年”でした。
宿泊 三重県鳥羽市相差千鳥ヶ浜 浜の雅亭 一井 0599-33-7555