薄日のち曇りかスーパーの売上げ!
日本チェーンストア協会が発表した 全国スーパー売上高が既存店ベースで前年比で1.7%増となり 13ヵ月ぶりにプラスになった。
天候にも恵まれ 前年より日曜日が1日多かったこともあり 低価格競争で1人あたりの購入額は伸び悩んでいるが、客足の回復が売上高を押し上げた。
但し 売上の中身を見ると 春物シャツや肌着など衣料が好調で 花粉対策用マスクなど日曜雑貨が好調であった。
売上の6割を占める食料品は0.3%減で 減少幅は前月より縮小している。
花見需要で総菜等が伸びたが、キャベツや白菜など農産品の相場下落が響いた。
協会の井上専務理事は「3月はプラスとなったが、春物衣料の好調や天候要因に助けられただけ」と述べ、先行きには慎重な見方を示している。
アベノミクス効果で 百貨店では高額品の販売好調が続いているが 食品などの日常消費にまで効果が及んでいない と見ている。
ちなみに4月の売上高は前年同月を下回っているのだそうである。
この大型連休をまえにして ”売上不振”という市場の悩みは尽きないものである。