妻沼の聖天様 国宝指定へ !
文化審議会が 埼玉県熊谷市の「歓喜院聖天堂」を国宝に指定するよう 文部科学省に答申した。
埼玉県内では 5件めの国宝で建造物では初めてである。
歓喜院は「妻沼(めぬま)の聖天様」として 地元で信仰をあつめている。
私も 今年のお正月に 久しぶりに お参りに出かけ 2年前に 平成の大修理を終えたばかりの 本堂の鮮やかな彫刻類や 極彩色に彩られた聖天堂を 人影が衰えた夕刻に じっくり拝観して来ました。
聖天堂の秘仏本尊には 建久8年(1197年)の銘があり 聖天宮の別当寺院として歓喜院長楽寺を建立したが、その後寛文10年(1670年)の妻沼の大火に遭い焼失した。
現存する聖天堂(本殿)は享保から宝暦10年にかけて 数十年をかけて再建されたもので 聖天堂(本殿)-拝殿.中殿(相の間).奥殿からなる廟型式権現造の建物である。
平成15年から平成23年にかけて修復を行ない創建当時の極彩色の彫刻が蘇り 国や県、市の補助金や 信徒の寄付で13億円の事業を終えた。
妻沼聖天山は日本三大聖天の一つとして知られ、特に縁結びの霊験があらたかであると言われています。
結婚適齢期のみなさん 是非おでかけになり 名物の(稲荷寿司)を二人で食して 愛を育みましょう。