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2011年6月 4日 (土)

災害は忘れた頃にやって来る。

Photo 休市日に散歩と洒落込みました。

今日は宮代地内を通り東武動物公園駅をめざします。宮代町若宮地内で 電柱にこんな標識?を発見しました。

今をさること64年まえ 大水害があり その時にここまで浸水したという印です。

年配者には記憶がありますが 昭和22年9月にカスリーン台風が関東地方を襲いました。    戦時中に山の木々を切り倒し燃料としてしまったため保水能力が低下したためと言われております。また当時はアメリカ軍を主とする連合国軍の占領下にあり、台風にはアメリカ女性の名をつけ 呼んでいました。

利根川の堤防が栗橋地内(現久喜市)で決壊してから 春日部まで大水がやって来るまでには 1日以上かかったといわれております。現在の春日部市場のある春日部市小渕地区も”ひとの背丈”以上の高さまで浸水しました。また東京の下町まで被害が及び 浸水は38万世帯 罹災者は40万人を超す被害をもたらしました。今回の東日本大震災とは比較に及ばない規模のものですが いつも忘れてはならない災害として この標識を見るたびに 心しておかねばならないことです。

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