大人のテーマパークと化した SLの旅!!
師走のお歳暮シーズンと国政選挙が重なり 喧躁する 世間を逃れて
小学校時代に1回だけ乗ったことのある『SL機関車』に乗ることにしました。
高崎ー水上間を特別列車 それもOO大学鉄研60周年記念号を走らせる企画でした。
高崎駅東口ヤマダ電機本社まえのコンコースに集合すること400名 白髪の目立つおじさん方が 中にはリュックをしょって集まっています。
孫を4人も連れているのは 我がグループだけです。
連結された6号車内は 現役学生たちが 網棚下から綺麗に飾り付けられ
孫たちは 大喜びです。 大人どもは 走りだすと間もなく ”花よりダンゴ”状態で 中には1升瓶そのままで並々と酒を注ぐ光景が見られます。
途中の渋川駅で 後続の列車が追い抜くため 25分の停車時間があり 皆一斉に先頭の機関車をバックに”記念写真”を撮るために 大混雑です。
また線路わきには シャッターチャンスを逃さぬように 早くから陣取りした 鉄男 鉄子さんが ズラーッツとカメラの砲列をなして 手を振ってくれる人もおり 一種スター気取りになります。
かつては分別ある 一時は各界を席巻したエリート集団が 全く幼児に戻ったような表情でカメラに収まっています。
水上に列車が到着すると 昼食付きの温泉パックとなっているのですが 大半の人々は そのバスに乗りません。
何事ぞ と思って見ていましたら 駅構内に 機関車を方向転換させる ターンテーブル?があるのでした。それをカメラに収める人が大半でした。
孫孝行の ジーさんは 勿論食事つきの温泉コースです。
松の井ホテルの露天風呂に孫4人と入り 至福のひと時を過ごしたことは 言うまでもありません。
”おいでチャン”に見送られ 小雪舞う水上から 温泉で火照ったからだをボックス席シートに収まり 大学生が 孫相手に じゃんけんゲームで遊ばせてくれている光景をうつらうつらで見届けていたら いつの間にか 特別号は高崎駅ホームに着いていました。 後輩の学生さんたち お疲れでした。どうもありがとう。