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2013年4月17日 (水)

現実となった ”人口減少ニッポン”

総務省が2012年10月時点の推計人口を発表した。

それによると 総人口は05年に戦後初めて減少に転じた後、一時は増減を繰り返したが、昨年に25万9千人減となり2年続きで今年は28万4千人と過去最大の減少となった。

”ゲゲゲの鬼太郎”で有名な境港のある鳥取県の人口は58万8千人であるから 2年間で鳥取県が無くなる勘定で ”ガバイばーちゃん”の佐賀県が84万9千人とすると たった3年で 佐賀県1県が無くなる勘定である。

出生数が死亡数を上回る自然増加が続いていた東京、埼玉、千葉の3都県が始めて自然減に転じるなど”少子化”が加速していることが背景となっている。

一方 高齢化も進んでいて65歳以上の高齢者は前年より104万人増えて3,079万人となり、総人口に占める割合は24%と過去最高を更新した。

高齢化のスピードといい 先進国で最初に”経験”する”日本丸”。

政治と経済が一体となって解決しなければならない問題が山積である。